競馬雑談アカデミー2

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岩手、宮城で震度6強=東北中心、広範囲で揺れ

14日午前8時43分ごろ、東北を中心に広い範囲で地震があり、岩手県奥州市と宮城県栗原市で震度6強の揺れを観測した。同9時20分ごろには、宮城県大崎市で震度5弱を観測。気象庁はいずれも緊急地震速報を発表し、注意を呼び掛けた。同庁によると、震源地は岩手県内陸南部で、震源の深さは約10キロ、地震の規模(マグニチュード=M)は7.0と推定される。
 
岩手県や県警、地元消防によると、奥州市の保育園で窓ガラスが割れ、けが人が出た。一関市では道路の土砂崩れで車が埋まり、けが人1人が出たほか、家屋が倒壊して負傷者が出たとの情報がある。宮城県内でもブロック塀が倒れるなどした。経済産業省によると、東京電力福島原発など東北地方の原子力施設に影響はないという。また、東北、秋田、釜石の各自動車道の一部区間が通行止めとなった。


 主な各地の震度は次の通り。
 震度6強=岩手県奥州市、宮城県栗原市
 震度6弱=宮城県大崎市
 震度5強=岩手県北上市、一関市、仙台市、宮城県登米市、秋田県湯沢市
 震度5弱=岩手県遠野市、宮城県石巻市、秋田県横手市、山形県最上町、福島県新地町。 


今回の地震は、深さ約10キロ・メートルという内陸の浅い場所を震源としており、地下の活断層がずれたものと見られている。今回の地震について、防災科学技術研究所地震観測データセンターの小原一成センター長は「東西方向に圧縮されてひずみがたまった逆断層の地震だ。この周辺では過去にも浅い震源の地震が起きており、内陸の地震活動が活発な一種のひずみ集中帯のような地域だ」と話している。

 今回の地震が起きた岩手県西部には、南北約60キロ・メートルに渡る「北上低地西縁断層帯」と呼ばれる断層地帯がある。この断層の南の部分が約24キロ・メートルの「出店(でたな)断層」と呼ばれ、震源の北東部まで伸びていることが確認されている。

 岩手県は、兵庫県南部地震後に活断層調査委員会を設置して内陸部の活断層を調査し、2001年6月に評価をまとめている。出店断層では、大きな地震が近年に起きた記録はなく、調査でも活動間隔ははっきりしなかった。同断層で想定される地震の規模はマグニチュード7・3だが、300年以内に発生する確率は0%と評価している。一帯の断層を調査したことがある東洋大学の渡部満久教授(地形学)は「出店断層帯か、その近くにある未知の断層帯が動いた可能性がある。活動履歴が分からないので、安心してはいけない所だと指摘していた」と話す。
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